高気密高断熱の家ほど「換気」は大事なの?

高気密高断熱住宅の換気ってどうして大事なの?
最近の家は昔と比べて、しっかり密閉されていて(高気密・高断熱化)、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるようになっています。
でも、その分、家の中の空気がこもりやすくなってしまいます。
だからこそ、換気がとても大切になってくるんです。
特に、春になると花粉が飛び、洗濯ものも外に干すと花粉の影響でくしゃみが止まらないこともありますので、外の空気をそのまま入れるのが大変ですよね。
それだけでなく、中国からの黄砂やPM2.5といった小さな汚れた粒子が空気に混ざってくることもあります。
窓を閉めていても、気づかないうちに家の中に入り込んでしまうことも…。
だからこそ、しっかり換気をして空気をきれいにすることが、健康に暮らすために大切なんです。
今回は、換気の歴史を振り返りながら、どんな換気方法があるのか、そして今の家におすすめの換気方法について分かりやすく説明します!
昔の家と今の家、換気の違い
昔の家は、木や紙でできた障子やふすまがたくさんあり、風が自然に通り抜けるような作りでした。
冬は寒かったけど、空気の入れ替えは自然と出来ていました。
でも、1970年代のオイルショックをきっかけに、エネルギーを節約するために家の気密性を高めるようになりました。
その後、1999年には「シックハウス症候群」といって、家の中の空気が汚れて健康に悪影響を与える問題が出てきたため、24時間換気システムの設置が義務化されました。
これが、今の家で換気がとても重要になった理由のひとつです。
換気の種類と特徴
換気にはいくつかの種類があり、それぞれ良いところと気をつけるべき点があります。
換気方式 | 良いところ | 注意点 |
---|---|---|
第1種換気(機械で空気を入れて、機械で出す) | ・空気の流れをしっかりコントロールできる 「熱交換システム」があると冬の寒さや夏の暑さを防げる ・フィルターで花粉やPM2.5を取り除ける | ・設置にお金がかかる ・フィルター掃除などの手入れが必要 ・電気代がかかる |
第2種換気(機械で空気を入れて、自然に出す) | ・外の空気をきれいにしてから入れられる ・部屋の中の空気圧を高めて、ホコリや花粉の侵入を防げる | ・空気の出し方が自然まかせなので、換気が安定しない ・日本の住宅にはあまり向かない ・電気代がかかる |
第3種換気(自然に空気を入れて、機械で出す) | ・設置費用が安め ・機械でしっかり汚れた空気を出せる ・電気代が比較的安い | ・外の空気をそのまま取り込むので、気温の影響を受けやすい ・冬場は冷たい空気が入りやすい |
第1種換気と第3種換気の違いを比べてみよう
第1種換気と第3種換気の違いを分かりやすく表にしてみました。
項目 | 第1種換気 | 第3種換気 |
---|---|---|
導入コスト | 50〜100万円 | 10〜20万円 |
年間電気代 | 約10,000〜30,000円 | 約3,000〜10,000円 |
メンテナンス費用 | 年間約5,000〜15,000円(フィルター交換) | 年間約2,000〜5,000円(ファン清掃) |
室内温度 | 熱交換してくれるので夏も冬も快適 | 外気温そのままの空気が入るので夏は暑く冬は寒い |
花粉・PM2.5対策 | 対応フィルターでしっかり除去 | 対応フィルターで除去できるが給気 |
おすすめの換気方法
今の家に必要なのは、「熱交換型第1種換気システム」です!
でも、どうしておすすめなの?
1.エコでお得!:外の空気をそのまま入れずに温度調整できるので、エアコン代を節約できる。
2.安定した換気 :風の強さや天気に左右されず、いつでも空気の入れ替えができる。
3.湿度を保ちやすい :冬の乾燥や夏のムシムシを防げる。
4.ランニングコストを抑えられる: エアコンの負担が減るので、電気代が節約できる。
5.空気をキレイにできる! :花粉やPM2.5もフィルターでしっかりキャッチ。
また、家全体の空気の流れをコントロールする「全館換気システム」も、より快適な環境づくりにぴったりです。
まとめ
最近の家は密閉性が高くなったぶん、計画的な換気がとても大切になりました。
特に、熱交換型第1種換気システムを使えば、省エネで快適、健康的な暮らしを実現できます。
住んでいる地域や家の造りに合わせて、自分にピッタリの換気方法を選んで、気持ちよく過ごせる家をつくりましょう!
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