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2025-08-31

防災の日に考える、家族を守る住まいの耐震設計

防災、耐震

こんにちは、ease住建です。
9月1日は「防災の日」。
1923年の関東大震災をきっかけに制定され、日本各地で防災意識を高める取り組みが行われています。
地震大国である日本では、これまでに阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震など数多くの大地震が暮らしを直撃してきました。
そんな国に暮らす私たちにとって、家づくりで最も重要な性能こそが耐震設計です。
デザインや快適性も大切ですが、地震で倒壊してしまえば意味がありません。
ここでは、ease住建が実際に行っている工程順に沿って、耐震性をどのように確保しているのかをご紹介します。

 

1. 地盤調査と地盤改良 ― 建築の第一歩

地盤改良

どんなに丈夫な建物を設計しても、支える地盤が弱ければ安心できません。
そのため、家づくりの最初のステップとして全棟で地盤調査を行います。
専門の調査機器で地耐力を測定し、地盤が建物の重さに耐えられるかを確認。
もし軟弱な地盤が見つかれば、地盤改良工事を施し、安全に建てられる状態にしてから基礎工事に進みます。

茨城県南東部(鹿嶋市・神栖市・潮来市)は、液状化のリスクや軟弱地盤の多い地域。
だからこそ、調査と改良は欠かせません。
土地に応じた適切な対応こそが、後の耐震性能の出発点となります。

2. ベタ基礎 ― 建物を支える強固な土台

ベタ基礎

次に行うのが基礎工事です。
ease住建では標準的にベタ基礎を採用しています。
ベタ基礎とは、建物の床下全体に鉄筋コンクリートを敷き詰める工法で、建物の荷重を面で受け止め、地盤に均等に伝えます。

これにより、不同沈下(建物が部分的に沈む現象)を防ぎ、地震の揺れにも強い安定した土台を実現します。
さらに、湿気やシロアリ被害を抑える効果もあり、耐震性と耐久性を両立する要となっています。

3. 構造材の選定と骨組みづくり

構造材

基礎が完成すると、いよいよ建物の骨格を組む工程に移ります。
柱や梁といった構造材は、乾燥させた高品質な木材を使用。
含水率を管理することで、時間の経過による反りや割れを抑え、長期にわたり安定した強度を発揮します。

また、適材適所に集成材や構造用合板を組み合わせ、床や壁の強度を高めます。
これにより、地震の揺れに対してバランスよく力を受け止めることができます。

4. 接合部の金物工法 ― 骨組みを強固に

金物工法

柱と梁の接合部は、地震時に大きな力が加わる最も重要な部分です。
従来の木造工法では木材同士を切り欠いて接合していましたが、それでは木材の強度が損なわれる恐れがあります。

ease住建では、専用の金物を用いた工法を採用しています。
木材を極力削らずに接合できるため、材そのものの強度を保ちながら、接合部の耐震性を飛躍的に向上させています。
これにより、骨組み全体が一体化し、大きな地震にも耐えうる頑丈な構造が完成します。

5. 耐力壁とバランス設計 ― 揺れに負けない工夫

家全体を支えるのは柱や梁だけではありません。
耐力壁と呼ばれる強い壁を適切に配置することで、地震の力を分散させ、建物の倒壊や変形を防ぎます。

ease住建では、設計段階で構造計算を行い、壁の量だけでなく配置のバランスを重視しています。
窓を大きく取ったり、吹き抜けを設けたりといったデザイン性を確保しながらも、地震に強い設計を両立させています。

6. 制振ダンパー ― さらに安心を求める方へ

制振ダンパー

標準仕様でも十分な耐震性能を持っていますが、さらに安心を求める方には制振ダンパーの導入をご提案しています。
制振ダンパーは、地震エネルギーを吸収・分散する装置で、建物の揺れを大幅に軽減します。

これにより繰り返しの余震でも建物のダメージを抑え、住まいの寿命を延ばす効果も期待できます。
特に家族の安全を最優先したい方や、長期にわたって安心して暮らしたい方におすすめのオプションです。

7. 施工精度と検査体制 ― 図面通りを形にする力

耐震性は、図面の上だけで保証されるものではありません。
実際に現場で施工する際の精度が大きな鍵を握ります。
ease住建では、自社大工が責任をもって施工するとともに、元現場監督として培った経験を活かし、徹底した施工管理を行っています。

さらに、第三者による検査や全棟での気密測定を実施し、施工の確実性を数値で確認します。
こうした取り組みが、耐震性能を裏付ける大きな信頼につながっています。

8. 耐震等級 ― 安心の目安

これらの工程を経て完成する住まいは、耐震等級3相当を目指して設計されています。
耐震等級3は、建築基準法の1.5倍の強度を持ち、警察署や消防署など防災拠点となる建物と同レベルの安心感を誇ります。

これは「数十年に一度の大地震」だけでなく「繰り返し起こる余震」にも耐え、家族の命と暮らしを守り続ける性能です。
万が一の震災にも安心して住まうことが出来る避難所としてもご活用いただけます。

9. 地域に根ざした家づくり

ease住建が特に大切にしているのは、地域に即した家づくりです。
鹿嶋市、潮来市、神栖市が該当する茨城県南東部は、東日本大震災の際にも大きな揺れを経験した地域です。
地盤や気候の特性を熟知し、その土地に合った耐震設計を行うことが真の安心につながります。

全国一律の基準を満たすだけではなく、「当社社員も生活するこの土地で長く暮らす」ための設計と施工を大切にしています。

まとめ ― 防災の日をきっかけに

防災の日に考えていただきたいのは、住まいの耐震性は家族の命を守る最優先事項だということです。

地盤調査と改良で足元を固め、
ベタ基礎で強固な土台を築き、
高品質な構造材と金物工法で骨組みを強化し、
耐力壁とバランス設計で揺れを分散、
必要に応じて制振ダンパーでさらなる安心をプラスし、
施工精度と検査で品質を確実に担保する、
その積み重ねの先に、耐震等級3という安心の目安が生まれます。

私たちease住建は、これからも地域の皆さまと共に、安心・安全な住まいづくりを続けてまいります。
防災の日を機に、ぜひ一度ご自身の住まいの耐震性について考えてみてください。
ご意見・ご質問等あればお気兼ねなく下記「問合せフォーム」よりご連絡ください。

 

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